無脳がしゃべる


恋するプログラム―Rubyでつくる人工無脳


随分前ですが,togeさんの日記で発見して気になっていた本.
一週間くらい前に購入して置いてあったんですが,最近,外出が多くて,
電車中で読む機会があったので,軽く斜め読んでみました.


内容は,いわゆる「人工無脳」プログラミングを Ruby でやってみようって話.
# 要は「どこでもいっしょ」を作ってみよう,って事.
自分としては,形態素解析/構文解析のような自然言語処理について
書いているのかなとか思ってたのですが,ちょっと違ってました.
# よく考えれば当たり前.それは「人工無脳本」で無くて「自然言語処理本」を買え.


# まだ,ちゃんと読み込んでないので,第一印象でしかないんですが.
一応,人工無脳プログラムの動作について,一通り書いてあるものの,
「こう動かす場合はこう書けば良い」みたいな記述が多くて,
あまりプログラムを書いた事が無い人向けに書いてあるように思いました.
とはいえ,人工無脳自体が全く未知の領域だったので,
こうやって動くものなんだなっていう理解ができて面白かったです.
# あと,密かに 実践的な Ruby 教本として,かなり良い気がした.


人工無脳アルゴリズムって,多分,多くの部分が各自のノウハウになってて,
まだ,あんまり方法論が存在していないんじゃないかなと感じました.
何にしても,おもしろそうなジャンルなので,そのうち挑戦してみたいなぁ.