フルActionScript FM/PSG音源エミュレータ SiOPM ver.0.4.1 Release


一応,一通りのバグフィックスと仕様改定を終えたので,最初の安定版ってことで,SiOPM ver.0.4.1をリリースします.


音が出るMMLリファレンス
http://mmltalks.appspot.com/document/siopm_mml_ref_040.html
ワークベンチ(データは TSSCP STGスレ 3 の 662 からお借りしました.Merci Beaucoup)
http://mesudak.googlepages.com/siopm_js_poc.html
ソース(Spark project)
http://www.libspark.org/wiki/keim/SiOPM


曖昧だったシステムコマンドの書式を統一して,マクロに一括設定と文字列加算を追加しました.mckcとの親和性がちょっと上がったんじゃないかと思います.他にも変更点が大量にありますが,詳細はリファレンスを参考にしてみてください.音が出るMMLリファレンスってのは世界初じゃないかと.
後は大小様々なバグフィックスと,ソースコードの整理,ドライバのインターフェース追加(ボリューム・パンコントロール,曲再生位置指定など).


訴求力が皆無なデモアプリも作ってみました.
FM音源音色エディタ
http://mmltalks.appspot.com/labo/fmedit.html
マニア以外の人には何をやれば良いのかさっぱり判らないアプリです.ーん,その手の方面での実用性は結構あると思うんですけど.MDXファイル(X68000で割と標準的だったフォーマット)の音色データ読込みとか,OPMレジスタマップHEXからの音色データ読込みとか.


OPNA用のハイクォリティな音色を大量に公開しているVAL-SOUND(阿保剛さん,URL:http://www.valsound.com/)より許可を頂いて,上記FM音色エディタで読み込める音色設定ファイルを作成しました.
http://yomogi.sakura.ne.jp/~si/SolidImage/siopm/valsound.xml
上記XMLファイルをダウンロードして,左下の方にあるメニューコンボボックスからImport XMLを選択してそのXMLファイルをアップロード.その後,メニューの"Load"を選択するとVAL-SOUNDさんが公開されているFM音源音色をエディタに読み込む事が出来ます.音色は右上のコンボボックスで選択できます.うん,すごく判り辛くて回りくどいですね.


せっかくハイクォリティな音色の再配布許可を頂いたのに,かなりもったいない使い方をしている自覚はあるので,もうちょっと普通なデモアプリも作っていきたいとは思っています.